祝日。
朝から沙織の部屋へ向かう。

たまの祝日は、沙織と過ごすのが通常コースになっている。
日曜は家庭サービスに充てているので、沙織とゆっくりできるのは祝日くらいしかないのだ。

夜の営みは金曜日に妻と、月曜日は沙織と言うローテーション。
味比べ的にも、体力的にもちょうどいいサイクルだ。

今日は沙織も出かける準備をしていた。
オリエント工業 アンジェ 沙織
沙織の服を買う約束なので、テンションが上がっているようだ。

早速ショッピングへ向かう。
ginza six(フリー画像)
万が一、知人に会ったら姪だと言うよう沙織に言ってある。

こそこそする必要もなく、堂々とショッピングを楽しみ、沙織の秋冬物の服を買い込んだ。

普段あまり出歩かない沙織は、日々料理の研究をして腕を磨いていると言う。
美味しくできたものを、私に振舞うのが本番と位置付けているらしい。

帰りがけにスーパーで食材を買う。
スーパーの魚(フリー画像)
今回は刺身を作るといい、旬の魚を何種類か買った。

沙織の部屋に戻る。
沙織は料理の時、おたまを持つのが落ち着くらしい。

「おたまちゃん」
オリエント工業 アンジェ 沙織
試しにそう呼んでみたら、沙織は微妙な顔をした。

沙織はいたずらっぽく包丁に持ち替える。
オリエント工業 アンジェ 沙織
・・・おたまちゃんと言う呼び方は、心の中だけに留めておこう。

教わりながら、刺身を切って盛り付ける。
沙織食堂 刺身御膳
いい感じに盛り付けられた。

早速向かい合わせで食べる。
献立は刺身、根菜の甘煮、春雨ときくらげの酢の物だ。

魚の良し悪しの見分け方も調べているらしい。
鮮度も味も申し分ない。

味がいいと話も弾む。
「せっかく美味いんだから、もっと多くの人に食べてもらいたいな」
私が言うと、おたまちゃんは首を横に振る。

「わかってくれる人は、一人いればいい」
オリエント工業 アンジェ 沙織
年甲斐もなく顔を赤らめてしまった。

私はいい出会いをしたと思う。
楽しい食事の時間が過ごせると言うのは、本当に幸せなことだ。

自分で適量を盛り付けているから、ちょうどいい満腹感で食べ終わる。
いつも通り、二人で片付けてから入浴。

そしてベッドで燃え上がり、私は沙織の部屋をあとにした。

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